この1ヶ月、我が家の愛犬グレイスは、肺炎で生死をさまよっていた。ついに、酸素室から急にでたがり、わたしの太ももに走ってきて、しっぽを振って安らかに息をひきとりました。
そのグレイスをピアノの部屋に連れていき、ブラームスやモーツァルトをひきました。気がつけば、しいてあったタオルにオシッコがでていました。なくなったはずのグレイスの魂にピアノがとどきました。魂の音が届いたのです。
これからも、人や動物の魂に届くピアノを弾きたいと思います。生徒さんたちにも、教えたいと思います。ピアノには、魂が入るのです。