発表会も、無事におわり、まだ出ていなかった生徒さんが、新しい曲を持ってきてくれます。お仕事フルタイムでお忙しいのに、音楽が心の糧になるといってくださり、熱心に通ってくださいます。
今日は、グリーグの叙情小曲集より、夜警の歌でした。音が少ない分、響きに工夫をして、北欧の美しさが滲み出るようになってきました。夜の妖精がでてくると指示されているところは、鍵盤を半分だけさわるハーフタッチをお伝えして、ハープのような響きになりました。小さな曲ですが、表情ゆたかになり、生徒さんが喜んでくださいました。
大人のかたとは、じっくり話しながら音楽を作っていける長所がありますね。
ゆっくり深く音楽を味わいながら、表現できるように、生徒さんといっしょにレッスンしたいと思います。