生徒さんは、まず自分のこときいてほしいことから心開きはじめる。

2020.09.02

きょうは、出張レッスンでした。さっそく猫さん、子犬さんの、熱烈なお出迎えでわたしも、生徒さんもうれしくハイテンション。レッスンルームの壁には、生徒さんのちいさかった頃の写真や家族や動物の写真。自然とお話がはずみます。ぼく、釣りすきやねん。海釣りか?河釣りかあ?などなど。

こどもたちは、安心してお話をしてくれて、お互い信頼関係をもてるようになっていきます。

心がりラックスして、ピアノレッスンに入ります。レッスン中も曲について、質問しながら進めます。バイエル103番でも、この曲春夏秋冬いつの風景やと思う?とか聞きます。わたしの考えは言わず、生徒さんの感じを聞き入れます。

バスティンのおぼろ月夜という曲についても、イメージをたくさん生徒さんから聞きます。どんどん話してくれるんですよ。そしたら自然にペダルを踏んで雰囲気を表現する生徒さんにビックリ。
時間も忘れていっぱいはなしてくれる生徒さんがぽろり。ぼく、この曲好きやねん。とデジタルピアノに内蔵されているバッハのトたんちょうメヌエットを聞かせてくれました。

想像できなかった好きな曲をわたしは、知ることができました。もうすぐひけるようになるよ。

きいてもらえることが大好きな人間。まず先生とお話できるのが、レッスンのはじまりです。とても大切なことなんです。

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