いま、バロックを弾いている生徒さんが、なにげなく、弾いている楽譜とはちがうのをなんのきもなく弾いていました。全部スタッカートとかいてあるのですが、好きなアーティキュレーションを選んでもらいました。たったったーらっと彼は弾きたかったのです。それもokだったので、そうひくことに、楽譜を変更しました。

どう弾きたいのか？自分で考えて選んで弾くことは、大切なことだと思います。
選ぶようになってから、彼は積極的に弾くようになりました。いろんなことを話してくれるようになりました。書いてあることを表面的にまちがえず弾くだけが、レッスンではありません。

音楽のなかに自分がいなければ、楽しさは、生まれません。先生にほめられる嬉しさがあるだけです。お互いよく話して自分の音楽を奏でられるようにしたいですね。