悲しみがとけていく美しい曲を弾いています。

2020.12.22

すっかり冬になりましたね。雪も降りました。
生きているといろんな体験をします。そんななかで、悲しい体験が重なったとき、わたしは、真夜中にべひしゅたいんグランドピアノのふたを全開して、吉松隆さん作曲の、アイノラ叙情曲集を弾いています。なかでもモーツァルティアーデが好きです。悲しみがとけていくように美しい、雪明かりのような曲です。

みなさんも心に効く音楽を聴いたり、ひいたりしてくださいね。うちにこられたシニアの生徒さんは、きんきキッズの硝子の少年をどうしても弾きたくて、練習してられます。よく眠れるようになったそうです。ひとりずつ弾きたい曲は、ちがいますから、応援しています。

来年のコンサートで、吉松さんの曲を演奏したいと思います。小さなスペースでも、聴いてくれる人と弾く人と楽器があればコンサートはできると舘野泉さんも言ってられます。
来年がたのしみですね。

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